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卵管閉塞はどんな手術をするの?

卵管閉塞はどんな手術をするのかというと、卵管鏡下卵管形成術という手術を行います。

卵管鏡下卵管形成術は、FTとも呼ばれる手術です。

卵管閉塞の程度が重い場合に行われる手術になります。

卵管鏡下卵管形成術は、まず、子宮にFTカテーテルを挿入します。

そして、卵管の入り口を確認し、卵管の入り口にバルーンを入れていきます。

そのバルーンを膨らませて、卵管に入れていくのですが、そうすることで、卵管が詰まっている所を広げることができます。

そして、卵管鏡で卵管の様子をチェックして、終わりです。

時間にして、大体30分ほどの手術になります。

卵管鏡下卵管形成術を行う場合は、局所麻酔、もしくは静脈麻酔をするため、ほとんど痛みは感じません。

場合によっては、腹腔鏡や開腹を同時に行う場合があるため、その場合は、全身麻酔で手術を行います。

基本的に卵管鏡下卵管形成術は、入院する必要がないので、当日帰宅が可能です。

腹腔鏡や開腹手術の場合だと、2日~2週間入院する必要があります。

卵管閉塞になる原因とは?

卵管閉塞は、その名の通り、片方、もしくは、両方の卵管が閉塞してしまっている状態をいいます。

いわば、卵管が閉じてしまっている状態ですから、精子が通ることができません。

もし、精子が通れて受精卵になれても、受精卵が通ることができないため、妊娠できないでしょう。

この卵管閉塞の原因としては、子宮外妊娠が起こって、卵管を摘除した場合というのが挙げられます。

ただ、手術以外にも卵管閉塞の原因はあり、産婦人科で検査を受けて初めてわかったというケースも多いです。

手術以外の卵管閉塞の原因には、性病であるクラミジア感染症、虫垂炎、子宮内膜症などがあります。

また、中には、卵管閉塞しているものの、その原因が何か検査をしてもわからないということもあるでしょう。

つまり、卵管閉塞は防ぎようがないということになります。

卵管閉塞の治療法って?

卵管閉塞の治療法では、通水治療やFTカテーテル治療がよく行われています。

通水治療は週1回から2回という頻度で、5回ないし6回行うというものです。

そして、FTカテーテル治療は所要時間30分ほどの手術を行います。

麻酔を使用するため、手術中の痛みはあまりないといわれていますし、日帰り手術で済みますが、手術であることには変わりありません。

ただ、これらの治療法を受ければ、必ず卵管閉塞が改善するとは限りませんし、治療のための時間が惜しいという場合には、体外受精を希望するというのも一つの選択です。

卵管閉塞だと妊娠できないの?

卵管閉塞だと妊娠できないのかというと、絶対にできないとは言い切れませんが、妊娠できる確率がかなり減ってしまうでしょう。

両方の卵管が完全に閉塞してしまっていると、精子が通過できませんから、妊娠する可能性は著しく低いです。

閉塞(閉じている)ではなく、狭窄(狭くなっている)でも妊娠のかなり低下してしまいますから、早めに治療を受けた方がいいです。

卵管閉塞になる原因とは、多くがクラミジアなんです。

クラミジアって、みなさんは何かご存知ですか?

クラミジアというのは細菌なのですが、性交渉で感染することがよくあります。

クラミジアに感染してしまうと、炎症を起こしてしまいます。

子宮頸管炎、卵管炎となり、感染したことに気付かずいると、感染がどんどんと広がり、卵管閉塞になってしまうのです。

また、卵管閉塞になる原因は、クラミジアだけではありません。

子宮内膜症、骨盤内の炎症、血液循環の悪化、過去の手術の影響などによっても、卵管閉塞になることがあります。

いろいろと調べても、全く原因が分からない場合もあります。

まず、卵管閉塞かどうかを調べるのに、子宮卵管造影検査を行います。

子宮卵管造影検査で、卵管の通過性をチェックするのです。

もし、通過できない場合は、卵管閉塞です。

卵管閉塞にも、片側の卵管閉塞と、両側の卵管閉塞があります。

片側だけならまだいいのですが、両側の卵管閉塞だったら、妊娠は非常に難しくなります。

ただ、卵管閉塞は治らない病気ではありません。

卵管を通過させる治療を行えば、治すことはできます。

卵管閉塞が治れば、妊娠できる可能性も高くなります。

卵管閉塞だと妊娠できないの?

卵管閉塞だと妊娠できないのかというと、そんなことはありません。

ただ、卵管閉塞でない場合とで比較すると、妊娠する確率はかなり低くなってしまいます。

卵管閉塞にも、一方だけ卵管閉塞の場合と、両側ともに卵管閉塞の場合があります。

両側ともに卵管閉塞である場合の自然妊娠の確率は、約1%。

約99%自然妊娠できないと言われています。

医師によっては、卵管閉塞だと自然妊娠は望めない、とおっしゃる方もいます。

しかし、卵管閉塞でも、多くの人が自然妊娠されているのです。

ただ、やっぱり卵管閉塞は、不妊の原因ですので、自然妊娠できるまで、長い道のりになってしまうかもしれません。

だからといって、諦めないで下さい!

卵管閉塞は治らない病気ではありません。

卵管開通の治療を受ければ、すぐに妊娠できることもあります。

妊娠を望んでいるのであれば、一度病院で相談してみるといいでしょう。

また、家族とも話をして、決して一人で悩まないようにしましょう。